古来日本では、季節感いっぱいの
和風月名で各月を表現しています。
１０月は、出雲の国で神様の全国会議が
行われ、出席の為に神様が留守をするので
「神無月」（かんなづき）と呼ばれます。
逆に出雲では「神在月」
（かみありづき）とも呼ばれます

神迎神事
神様が集う出雲の各神社では「神迎祭」に始まり
「神在祭」そして、神々をお見送りする
「神等去出祭（からさでさい）」が行われます。



萩の花見
今は昔？現在は忘れられてしまった花見です
万葉集で読まれている花見の歌に”桜”は一つも
ありません、当時読まれていた花見の歌は、
二つだけです。一つは”梅”の花です。
中国から伝わったばかりで公家の屋敷にしか
ありませんでした。ので庶民は、山野に自生
している”萩”の花を愛で歌を詠んだのです。
人間は愉しみを創りだし生きていく生き物
なんだなぁ～とつくづく思います！
”秋風は涼しくなりぬ馬並（な）めて
いざ野に行かな芽子（はぎ）が花見に”
(万葉集　巻１０　第２１０３）
秋風が涼しくなった。さぁ、馬を並べて
野に出よう、萩の花見に！
との感じでしょうが、とても、庶民では
無いようですが、、、、

萩と言えば”おはぎ”が浮かんできます
私は花より団子派なので、瀬の下の”とらや”に
足が向きそうです。”萩の餅”と言いますが、
完全に搗いたのでは無く、軽く搗いた物で
”半殺し”状態で”夜舟”（つきしらず）とも
呼ばれます。


後の名月
　中秋の名月は9月17日で満月したが、
後の月は、10月15日で月齢13日の十三夜です
片方だけの観月を”片見月”と言い、良くない
観月だと言われています。愉しみを半分にして
しまうので、”もったいない”と、言う事では
無いでしょうか！？


十五夜
中秋の名月は”芋名月”ですが、
後の名月は”豆名月”又は”栗名月”と言い
昔の人は、「旬」を愉しんでいたのでしょう！

神嘗祭
今年収穫した”新穀”を天照大神に、捧げて
豊穣に感謝する、宮中行事です。


　

令和六年１０月吉日更新

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江南中学同窓会(旬の会）
同窓会楽しかったですね、新木先生・小山先生・内田先生ありがとうございました
また元気で会いましょう！！

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ブログ開設しました旬の会のBlog　　　　2018年12月2日更新